-
724f33ae :Anonymous
2005-02-11 01:27
-
P2P の用語:ピアとノードの違いは?
http://www.ariel-networks.com/news/196
http://wslash.com/?itemid=46 経由
> つまりサーバーとは文字通り、サービスを提供するコンピュータのことであり、
> クライアントは「サービスの依頼人。要求者」なのです。
あーなるほどね。
これじゃ話が噛み合わなくなるわけだ(>>e28a6603)。
理由は(根っこは1つですが)2つあります。
■ハードウェアかソフトウェアか
僕はたいてい、サーバを「サービスを提供するプログラム」という意味で使います。
サーバソフトをインストールすれば、それはサーバです。
例えばゲームをしながら、裏でApacheを動かしていれば、Webサーバです。
クライアントとサーバは同じPCで共存できます。
■サービスの規模
Unix系のかな漢字変換システムは、
クライアントとサーバに分かれていることが多いです。
アプリケーションに入力する部分をクライアント、
辞書を検索する部分をサーバといいます。
このように分けると、10人で同時に使ったとしても、
メモリ上の辞書は1つで済みます。
ここでいうクライアント・サーバ・モデル(C/S)は単に機能の分離という感じです。
だいたい1対1の関係なので、数式みたいに C/S = 1/1 と書いてみます。
なんとか奉行みたいに、データベース部分を別のPCに切り出しておいて、
複数のPCを端末にして使うということもできます。
C/S = 3/1 くらいかな。
2chは C/S = 100万人/50台 くらいなんですかね。
C/Sは数を問題にしていないので、1/1 だろうが 100万/50 だろうがC/Sです。
でも実用的には、その2つは分けて考えた方がよくありませんかね。
■そんなわけで
同じものを指して、ある人はP2Pだと言い、
ある人はC/Sだと言うということは、これからもあるでしょうね。
本当はもっと上手い用語があるといいんですけど、
普及してしまった以上はどうしようもないなあ。
Powered by shinGETsu.