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e28a6603 :Anonymous
2005-01-30 00:19
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僕はいつも「P2Pって何なんだ?」と考えている。
例えば「P2Pとはサーバを経由しない通信だ」とか聞くと、
妙に違和感があるわけだ。
最近、その原因に思いあたった。
僕はサーバと普通のPCを、あまり分けて考えていないのだ。
というのは、僕が初めて管理することになったのが大学の研究室のサーバで、
ワークステーションだったり、PCだったりしたからだ。
PCというのも別にサーバ専用モデルじゃなくて、
DELLの通販サイトで適当に注文したり、
古くなった個人用PCを再利用したりしていた。
だからハードウェア的にPCとサーバを区別することがあまりなくて、
サーバ用のソフトを入れればサーバになる、という程度の認識しかない。
たぶんもっと昔の人だと、
個人用のPCはとても貧弱で、サーバは強力だから全然違うという認識だろうし、
企業で専用サーバを弄ってる人も違いを認識していると思う。
あるいはPCなら毎日見てるけど、サーバなんてのは見たことない、
漠然としたイメージしかない、という人もいるかもしれない。
で、P2Pと言ったときには、たぶんPCとサーバとを分けて考えてるのだろう。
サーバを経由しないで個人のPCの間を繋ぐのがP2Pということになる。
この時「それは個人のPCがサーバなんでしょ」というと、話が噛み合わなくなる。
相手は「個人のPCがサーバになるなんて、凄いことじゃないか」という感じで、
こちらは「そりゃサーバ用のソフトを入れればサーバになるだろうさ」という感じ。
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