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c55dcba4 :Anonymous
2016-04-20 19:51
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>>0f2d925c
さらに述べますと、オールドタイマーさんは、時間や空間という嘘つまり見せかけを消去すればセイタンも消え去ると考えています。
これに対して、私は時間や空間というものはあくまでもメカニックスの一種つまりポスチュレートの産物である。そして、時間や空間という見せかけつまりポスチュレートを消去したとしても、メカニックスをポスチュレートによって創造しているクリエイター(創造主)であるセイタンそのものは消え去ることはないと考えています。
オールドタイマーさんの言っているアクチュアリーレベルを私の言っているスタティックに、そしてオールドタイマーさんの言っているリアリティーレベルを私の言っているメカニックスに置き換えると分かりやすいと思います。私の言うスタティックとオールドタイマーさんの言うアクチュアリーレベルは、虚無も含みますがそれ以上のものです。つまり、リアリティーレベルを全て消去してもアクチュアリーレベルは残るわけです。そして、アクチュアリー即ちスタティックは、公理いわくコンシダレーション、ポスチュレートおよび意見を持つことができます。つまり、実存的な意識をもつ存在です。ということは、全てのリアリティーおよびメカニックスを消去したところで、アクチュアリー即ちスタティックに戻るだけで虚無にはなりません。スタティックと虚無は異なります。虚無はまさしく何もありませんが、スタティックは潜在的であろうとなかろうとそれ以上のもの即ち能力を持っています。
セイタンの不滅性即ち絶対性と実在性を否定する立場は、サイエントロジーの公理1と2の否定です。公理3を公理1と2に適用することはできません。なぜなら、公理3以下は、公理1と2の産物であり、公理1と2は公理3以下の前提条件だからです。公理1と2はコーズであり公理3以下はエフェクトです。
もちろん、セイタンの不滅性といっても、もともと時間はコンシダレーションの産物なので時間概念で論じることはできません。しかし、サイエントロジーにおいてセイタンの実在性は、公理1と2のLRHの扱いのごとく、限りなく絶対的なものです。これを前提にしなければ、全ての公理は崩れます。オールドタイマーさんの立場は、サイエントロジーよりも、アートマン(サイエントロジーで言うセイタン)の不滅性を否定した仏陀に近いのではないかと思います。
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