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b693a0a3 :Anonymous
2016-04-21 20:49
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>>a4d033a9
果たして、コギト(自我)は消えうるのか?
仏陀は消えうる、そして消えるべきであると説きました。
サイエントロジーでは、『要因』その他の哲学的表明においてコギトは不滅であると説きます。
そう言えば、昔の書き込みで話題になったEO氏は、自我は消滅すると考えていたようですね。彼も自殺してしまいましたが、原始仏教的な無常観や虚無思想に傾倒すると、うまく生存したりゲームをプレーはできないのは明らかです。
ただ、仏陀の説法の翻訳も悪いのは確かです。仏陀の「苦」は正しくは、「思うようにならない」という意味です。翻訳が、より一層悲壮的でニヒリズムな情緒を漂わせているのです。
私は、ニヒリズムを克服した哲学者としてニーチェを高く評価しています。LRHはニーチェを高く評価することはありませんでしたし、彼も最期は自殺してしまいましたが、サイエントロジー哲学との親和性は高いと思っています。
結局、サイエントロジー哲学は、原始仏教のニヒリズムよりも上位にあるのだと思います。つまり、虚無は全ての有(存在)をポテンシャルとして包含していると考えるからです。そこが理解できない人々は、ショーペンハウアーの悲観主義やニヒリズムそして、逆に快楽的刹那主義に走ったり、また全ては夢幻だと考えるマーヤ哲学やクリスチャンサイエンスのような唯識論に陥ってしまうのだと思います。
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