-
68cd78ff :Old Timer i1b5ibip3kS
2018-03-13 23:20
-
>>d6239ae6
物質宇宙より前の時代にインプラントステーションが存在した可能性は高いと思う。そういうインプラントステーションの影響は、ケースに刻み付けられているので、この宇宙のどこに住んでいても回避はできないだろう。しかし、その場合でも、インプラントGPMの影響はやはり自身のGPMの影響よりはるかに小さいはずだ。
スープ伝説研究では、スープを飲まなかった人の話がいくつも紹介されている。しかし、彼ら記憶保持者の誰も、他の人がスープを飲むことを拒否している場面に出くわしていない。村ごとほぼ全員が記憶保持者であるならば、彼らが何度も自らの記憶の維持に成功しているのに、やはり他の記憶保持者を中間域で目撃していないのは不自然に思う。
一方、中間域がインプラントステーションによって作られたもの、あるいは、強化されたものだと考えれば、辻褄が合う。
菜園のケースデータでは、アーシリカス文明やヘラトロバス文明のような、銀河系規模の文明が登場する。一方、宇宙規模ということになると、それはもはや文明という枠組みに捉えられない何かだろう。この宇宙内の物体の移動速度の上限は光速に届かない。一方、宇宙そのものは光速を超える速度で膨張を続けている。そういう宇宙の1/3を支配する存在がいるとすれば、宇宙を外側から管理しているに違いない。だが、それほどの存在ならば、俺たちにとってはむしろ無意味だろう。僕らが何を行おうと、その存在の気を引くことすらできないはずだ。
Powered by shinGETsu.