-
52918217 :Anonymous
2016-05-15 08:41
-
>>48e1e1d1
少なくともLRHは、同性愛は逸脱(ブックワンでは心因性の病気として分類された)だという認識でこれは現在まで不変です。私も同性愛は、完全に先天的なケースを除いては逸脱だと思います。(もちろん、だからといって同性愛者の権利を制限する必要はありません)しかし、昨今の同性愛者の結婚などの動きは過剰な権利要求であり認められません。
私は宗教的保守主義に賛同するわけではありませんが、同性愛や同性結婚やフェミニズムを容認するような動きが強くなれば文明は崩壊せざるを得ないだろうと思います。結婚は男女間のものであり、同性愛は逸脱であるという自覚に立っていれば、同性愛も容認されることもできると思います。同性愛が正常だとするスタンスは文明そのものの逸脱につながるでしょう。ポルノもマリファナ容認も同様の動きであり個人的に危惧しています。
やはり、ダイナミックは生存の衝動である以上、正常なケースであれば異性に対して強い性欲を持っていて当然でしょう。キリスト教などではそれが罪悪感に結びついたりしますが、一方でファンダメンタルな教派では婚前交渉も禁止され同性愛も禁止するので、性欲の解放の行き場がないのだと思います。
複数恋愛はあくまでもこの文明社会の道徳律に対する違反(オバート)であって、必ずしもアウトエシックスであるとは言えません。それが、より大きな最大多数の最大の生存性につながるのであれば複数恋愛も可とすべきでしょう。しかし、文明はエシックスだけでは存続できません。道徳律なくしては文明が成り立たない以上、何の道徳律を採用して、何の道徳律を捨て去るべきかを選択すべきです。私個人としては、同性結婚は不可(同性の恋愛は自由、ただしそれが逸脱であるつまりスタンダードではないと自覚すること)、フェミニズムも不可(ただし、権利としては男女同権)、婚前交渉もマスターベーションも可、複数恋愛容認です。
シーオーグでは、婚前交渉のみならず、マスターベーションも禁止され、出産もできないというルールがあります。はっきり言って逸脱しています。LRHが教祖として神格化され絶対化されていったのもシーオーグが設立された頃からでしょう。多くの宗教は教祖の晩年に神格化されます。セイタンの自由を標榜して、セイタンの自由を束縛するなど最大の罠でしょう。私は、前回の人生が宗教家であり、ケンブリッジも一年飛び級で卒業しています。知的レベルもLRHに負ける気はしないのですが、はっきり言って晩年のLRHは愚かでダサいと思います。狭い空間でナルシスト的に自らを神格化して、悦に浸っている様は滑稽です。私は宗教家であっても、タバコもロックもたしなみましたし、この世が快楽や娯楽という形で与えてくれるものは何であれ控えるというピュリターン的主張は受け入れることはありませんでした。軍事訓練の曹長もやりましたし、映画製作も漫画も専門書も水彩画もピアノも児童書も翻訳も全てを楽しみましたが、LRHのように社会の様々な階層や人脈と断絶することはありませんでした。私は社会の空気というものに人一倍敏感だったからです。
Powered by shinGETsu.