- 
    1fced371 :Old Timer i1b5ibip3kS
    2016-09-02 10:19
  
 
  - 
    >>7d5c9b02
    
    ヨーロッパでは、ミトラ教、ゾロアスター教、ユダヤ教、キリスト教の影響が強くなったからだね。
    救世主ミトラ(弥勒、メトロン)は世界を救うための修行中の身なので、当然人格を持っている。このことで、
    神そのものにも人格を期待する機運が生じるのは無理もないことだ。
    
    だけど、インドのヴェーダと同じように、ギリシャでもオリンポスの神々が出てくる前には、神に人格はないとする考えが主流だった。
    かつての最高神メドィーサは成長、生殖、破壊と再生をつかさどるが、これは神の行動ではなくむしろ摂理だ。そして、人格神が
    崇拝されるようになった後でも、世界の始まりであるとされたカオスは非人格神として扱われた。
    
    ルネサンス末期になると、古代ギリシャについての研究も進み、再び非人格神を想定する思想が現れた。
    ベーメのルネサンス末期の人だったね。
   
Powered by shinGETsu.