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0b6c2b11 :Anonymous
2010-04-06 19:57
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>>b5a25971
>退行催眠は基本的に記憶支配という深い催眠状態の中において行われ、
>その大脳皮質的な理性機能の主導権は術者に委ねられている。
それは、脳や脳の機能について語っているだけで、セイタンのトーンが無意識の水準まで落ちている
ことは、必ずしも意味しないだろう。
>>5922f9b3
>「外在化」は肉体との同一視が一時的に解除され、そこから(マインド内部の)物質宇宙を見つめてる状態。
exteriorizationについては、いろいろニュアンスの違う定義があるのだが、とりあえず次のような定義でよいと思う。
n. 1. the act of moving out of the body with or without full perception.
[Lecture 14 Jan. 55; Lecture 13 Dec. 66; HCOB 4 Jan. 71RA; HCOB 24 Sept. 78RB; HCOB 4 Oct. 78]
当然ながら、私が興味を持つ外在化は、「moving out of the body with full perception」のことだ。
だから、「マインド内部の物質宇宙を見つめてる」という意味ではなく、ボディを経由しないセータ・パーセプション
によって、知覚している状態をさす。
マインドの中にある物質宇宙とは、物質宇宙のピクチャーであって、それらのオブジェクトそのものではないのではないか?
だから、『人間の能力の創造』にあるルートI-05の『コピーすること』というプロセスで、見えた物体のコピーを
つぎつぎに作り出せば、外在化したセイタンには、それらのコピーがマインドの中になくても、ちゃんと見える。
>「明晰夢」は肉体と同化した意識が眠り、(マインド内部の)アストラル界に存在している身体と同化している
意識が目覚めた状態。
それほど単純な話ではない。
Stephen Laberge の「Exploring the World of Lucid Dreaming」が、届いたのは一昨日なので、
まだ詳しくは読んでいないのだが、興味深い記述がある。(この本は、日本語訳のでている
『明晰夢--夢見の技法』、春秋社のあとにだされた、ワークブックみたいな本だ。)
「Falling Asleep Consciously」と題された第4章につぎのようにある。
「This chapter presents a completely different set of aproaches to the world of lucid
dreaming based on the idea of falling asleep consciously. This involves retaining
consciousness while wakefulness is lost and allows direct entry into the lucid dream state
without any loss of reflective conscious.」
私が興味を持っているのは、 「without any loss of reflective conscious」という部分だ。
これは、私の菜園的解釈によれば、「セイタンのトーンを落とすことなく、ボディに対するコントロールを
保持しながら、ボディだけを眠らせること」、だろうと予想している。
検証はこれから、自分で実験してみたいと思っている。
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