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    00120deb :Old Timer i1b5ibip3kS
    2013-07-01 09:13
  
 
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    >>dee849f9
    
    やっていくうちに自分に合ったやり方が見つかるとは思うが、俺は次のようにやっている。
    
    姿勢と意識:
    
    ・寒い日に限って仙道を行う。
    ・適当な方法で座る。椅子に座ってもいい。俺はそうしている。
    ・両手を左の掌、右の掌、左の親指、右の親指の順に重ねて、丹田の上に置く。
    ・丹田を見ようとしたり、聴こうとしたりはしない。
    
    手順:
    
    ・腹式呼吸で空気を吸い込む。
    ・吸気の終了あたりで肛門を締め付けて引き上げ、2秒ほど維持する。
    ・肛門を緩める。
    ・空気をゆっくりと吐き出す。
    
    丹田あたりが温かく感じられるならば、気が煉られ始めている。だが、この段階
    ではどっちにしても回そうとしないほうがいい。温感ではなく、圧力や振動が感
    じられるまで煉っておかないと、本当の意味で小周天が始まることはないと思う。
    
    圧力や振動が感じられるほど煉ると、気は丹田に収まりきれなくなって、自然に
    会陰を抜けて命門にまで届く。命門にも圧力や振動が感じられるはずだ。最初の
    道士は小周天を目指したのではなく、寒さと食糧不足に耐えるために気を煉って
    いたら、自然に小周天が成ったと思われる。経絡に気を回すと云うより、経絡に
    気を満たしたのだろう。
    
    温感を小周天の経絡に沿って回すのは簡単で、人によっては一日でできる。そう
    いう"小周天"なら何度も経験しているが、俺にとって特に意味のあることではな
    かった。
    
    一方、圧力と振動を経絡に通すのはとても難しい。これからどうせ暑くなるので、
    このやり方で命門を抜けるのは俺にとっても今年の冬になりそう。
    
    なお、尾骶骨あたりがごとごと動いたら、それは衝脈が開く気配だ。頭頂部に手
    で触れると、そこに盛り上があることに驚くかもしれない。小周天前に衝脈が開
    くと廃人コースに迷い込むことがある。半年間くらい休めば、衝脈の入り口は再び
    閉じると思う。閉じていなければ、また半年間休めばいい。
    
    1950年代後半の菜園のモックアッププロセスは結局のところ気を煉るのと大体同
    じだが、仙道では特定の事物を想起しないことで、ケースの膨張を避けることが
    できるのだろう。
   
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