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2011-09-09 18:29
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後半には同意するけど、前半はちょっとずれている希ガス。でも大体あってるという感じ。
今や最先端技術は生活の隅々にまで入り込んでいて知らない内に利用している
(させられている)。そして、最先端技術とは高度な要素技術を結集して作ら
れたものであるだけにその仕組みの説明が小学校の先生一人には難しい。
だからどっちかっていうと現在の理科のカリキュラムではローテクから入るわ
け。ただ、方向としてはそれであってるとしても、入試というモチベーション
のせいで、結局試験でどれだけ暗記力・思考力が測れるかという興味を無くす
対象としての座学の典型になってしまい、技術への認知が薄い人が高い人の上
に立つ結果を生んでいたりする。
もちろん根本的発想の問題として技術偏重というのもアレだと思う。いくら素
晴らしい技術が開発されても開発者からアプローチがなければ地に埋もれたま
まなのだ。人材はジェネラリスト的に育てた方がいいってことね。
ただし、真にジェネラリストな人材は、技術に対するきちんとした認識と深い
理解をもっていれば自然と育つと思うんだ。身近に60過ぎの大学助手がいるけ
ど、さすがに社会的意義とその周辺分野の歴史も含めてよく勉強しているし説
明もわかりやすい。
でも、しょせん技術というものは技術であって、それを使うのは人間なのだ
よ。技術(初めは松明)の発見の結果として政治や経済ができたのは事実だ
が、技術がそれらの枠を超えて人間を支配することはない。そこは自然科学の
知識とは区別しなくてはならんね。
以上の前提を踏まえると、こんな提言になる。
小学校の高学年の各学級で豚(鶏でもよい)を一頭ずつ飼育し、育成から解体・給食に出す所まで全部やる。
(完全に総合的な学習の時間)
理想は、自然の中で遊んで、そこから学び取るというよく左翼教師の言うアレ
だけど、現状では不可能だ。それがやれるってんなら、小学校の中に部分的に
自然に適応できる環境を作り出すか、そもそも学校を社会の縮図にしているも
のを全て否定しなければらない。
長文ごめんね。
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