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2a185b2a :Anonymous
2005-03-03 21:04
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>>05e176ee
> 4U-6 オーバレイネットワークを用いた個人サイト特化型分散Web検索システムの設計
これは残念ながら、あまり面白いものではなかった。
要は検索エンジンの実装で、複数のサーバでの負荷分散の話。
この程度のことならGoogleなんかは既にやってるんじゃないかな。
スーパーノードは運営側が管理するとして、
普通のノードは個人のPCで動かすのも視野に入れているらしいけど、
それを強調した方がよかったんじゃないですかね。
> 4U-2 個人プロファイルと検索履歴を用いたWWW情報検索支援モデルの提案
むしろ面白かったのはこっち。
いわば P2P+検索エンジン+ソーシャルブックマーク。
ユーザはまず、自分の個人情報を登録しておく。年齢とか職業とか。
それからWeb上での行動記録を共有する。
例えば...
1. 20代ニート
2. 「吉澤」で検索した
3. 「無印吉澤」には目もくれなかった
4. 「吉澤ひとみ」のページを見て、ブックマークに入れた
というようなのが記録、共有、蓄積される。
すると別の20代ニートが「吉澤」で検索したときに、
1. 「無印吉澤」は表示する価値なし
2. 「吉澤ひとみ」を優先して表示しよう
などと判断することができる。
行動記録から趣味や嗜好も判断できるから、
似た人が見たページを優先して表示することもできる。
面白いでしょ?
残念なのはこんなに壮大なアイデアなのに、
活用が単なる検索エンジンの重み付けだけになってること。
もっと面白いことはできるように思うのだけどね。
ちなみに、なんでP2Pを使うのかは、よくわかりません。
たぶん行動記録が大きすぎで、一括管理できないからかなあ。
でもデータが分散してると統計をとるのが難しいように思うがなあ。
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