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    1bb07b91 :Anonymous
    2007-12-16 23:07
  
 
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    P2Pといっても、そう難しいもんじゃない。
    要はトランシーバーだと思えばいい。
    トランスミッタ(送信機)とレシーバ(受信機)を両方くっつけて、
    1台で送信も受信もできるようにしたのがトランシーバーなのだが、
    
    これをコンピュータ同士が通信する場合の用語で語るなら、それは
    クライアント/サーバという名前に置き換えるとだいたいあてはまる。
    クライアントは情報を要求し、サーバは情報を提供するのが仕事。
    通信において送信者と受信者の関係があり、情報が流れるところは同じだ。
    
    # 昔はホスト/ターミナルだったが、この形態は最近あまり使われない。
    # パソコン通信やってた頃はこっちが主流だったのだけどね。
    
    つまり、クライアントにもサーバにもなれるソフトを作って、
    相互通信できるのがP2Pというわけだ。そんなに難しいもんじゃない。
    
    トランシーバが送受信に周波数と変調方式を合わせて通信する必要があるように、
    コンピュータの場合は電波ではなくて、TCP/IPプロトコルを使って通信する。
    
    周波数を合わせるのは、TCP/IPで言えばIPアドレスとポート番号を指定するようなものだ。
    変調方式は、いわばHTTPやFTP、SMTPやPOPといったTCP/IP上に実装された
    個別アプリケーションの詳細なプロトコルということになるだろう。
   
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