むつの日記

6ce8ca09 :むつ 2006-04-24 18:05
暇な時間に純スター型PureP2Pネットワークなんて妄想してました。
頭の中で考えるのは楽しくていいですね。実際ものが作れればもっと楽しいのでしょうけど、やるとすごく大変なのは目に見えているのでやりません。
Winny もスター型らしいですね。Winnyの技術によれば自己申告の回線速度で上流下流等を分けているようです。
妄想の中では uptime(連続使用時間)によってスターを構築するとか考えていました。
スターの上の方でもそれほど太く高速な回線を要求しなければ、これでもうまくいきそうです。
Gnutella を使った実験では uptime が大きい程以後も存在する確率が高いそうです。
スター型ではてっぺんのノードは頻繁に入れ替わると困りそうなので、uptime によりノードを分けるというのは何気によい方法では無いでしょうか。
妄想ですが。

Winny といえば脆弱性が報告されましたね。今のところ細工したパケットを流すことで Winny を強制終了させるものだそうですが、
任意のコードが実行可能であることを確認したという話も聞きます。
http://www.scs.co.jp/eeye/advisories/AD20060421.html

なお、日経BP によると
>各関係機関より、「パッチ提供という行為そのものが日本の法律に抵触する可能性がある」との見解が示された
>パッチは、開発者だけではなく第三者でも開発可能です。
>しかしそれは、パッチ開発者自身に重大なリスクをもたらす可能性があります。
>もしパッチ公開を考えている方がいましたら、少なくとも事前に弁護士や適切な機関に相談されることを強くお勧めします。
>安易な気持ちでパッチを公開することは絶対に避けるべきです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060424/236080/

というような話が出ていますが実際複数の方たちからパッチは提供されていたりします。
・脆弱性修正版 Winny2p β727
・Winny2 β71 を unpack し本体にパッチをあてる(バイナリパッチと同アセンブリソースが 2ch に記載)
・ws2_32.dll にラッパーを噛ませる(C++ソース同梱でアップローダに。ソース付きの為か改変バージョンがいくつか存在)
・Winny2 β71 実行時のメモリにパッチをあてる実行ファイル(アップローダに。逆アセンブルすれば動作がわかるとのこと)

脆弱性の詳細は不明のままですので上記パッチ類で万全とはいえません。すこしでも不安を感じた人は使用を中止すべきでしょう。
上記パッチに悪意が無いともいえませんから(ソース付きは自前でビルドすればいいですけどビルド可能な開発環境を全員が持っている分けでもないですからね)。
私のように OS の関係で動かしたくても動かせない(動かすのが困難)だとそれはそれで何かさびしいものがあります。

#Linux でも動いて、日本人がそれなりにいて、だけど著作権侵害等違法行為は行われていない、そんなネットワークがあればなー。
#ん、んー、違法行為が行われていないネットワークなんて無いか。http しかり、ftp しかり。メールも IRC もメッセンジャーも。
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