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a45bae46 :Anonymous
2005-01-02 23:44
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Firefoxの拡張機能には違和感があった。
ちょっと書いてみたい。
Unixの場合、ソフトのインストール、設定、自分のデータの管理など、
ほとんど全てがファイル操作に帰着する。
インストールとはバイナリファイルを所定の場所にコピーすることだし、
設定とは設定ファイルを書き換えることだし、
データの管理はそのままファイルの管理である。
すなわち「レイヤが統一されている」といえる。
Windowsの場合、ファイル操作のレイヤにラッパーがかけられている。
直接レジストリや設定ファイルを弄る必要はほとんどない。
ソフトのインストールもたいていはインストーラの指示に従えばよい。
しかし自分でアーカイブを展開して移動してインストールするソフトがあったり
(そういうソフトはアンインストールするときはフォルダごと削除したりする)、
ときにはレジストリを編集する必要がある。
自分で作ったデータの管理はファイル操作そのものである。
まとめると、ラッパーは便利であるが、レイヤはあまり統一されていない。
どちらが便利かというと一長一短であるが、それは論じない。
さてFirefoxである。
拡張機能のインストールや管理は全てFirefox上で行う。
このラッパーがUnix全体のレイヤとずれているために、違和感を覚える。
実際 ~/.mozilla/firefox/*/extensions を見てみると
人手での管理が困難なことがわかる。
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