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9cbb0076 :Anonymous
2004-10-12 00:42
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この連休は結局ドラクエ3やってました。疲れた。
■京都府警幹部に対する脅迫の件について自然言語処理の立場から
「意味論」というのはよく知られている言葉だけど、その上に「運用論」というレイヤがある。
例えば「今日は暑いですね」という文を意味論のレイヤで分析すると
・気温が高い
・気温は(例えば)30度以上と推測できる
・昨日よりも暑いと推測できる
・英語でいえばIt is hot today. かな?
という感じ。
運用論のレイヤだと
・文字通り気温が高いということ
・単なる挨拶
・暑いのでエアコンをつけてください
というように、そこに含まれる意図がいろいろあって、どれとははっきりしない。
その場の雰囲気とか、話す人、聞く人の関係で意味が決まることもあるし、
人によって解釈が違うかもしれない。
今回の件や、以前の「嘘つき大会スレでの犯行予告」もそうだけど、人によっていろいろに解釈できる。
例えば「「Fuktommyを殺してやる」という文をみつけました。酷いですね」という文。
これは
・引用であり、報道の一種
・引用の形式をしているが、実質は脅迫文
のどちらでも解釈できる。
手続きの上では警察なり裁判所なりが「これは脅迫文」「これは脅迫文ではない」と判断するわけだけど、
それが客観的に「正しい」ということにはならない。
それこそ人の数だけ解釈がある。
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