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2011-03-15 08:10
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発電設備と発電電力量 - 原子力発電の現状 | 電気事業連合会【でんきの情報広場】-
http://www.fepc.or.jp/present/nuclear/setsubi/index.html
発電設備と発電電力量
現在、私たちが使う電気の約30%は原子力発電によるものです。原子力発電は、エネルギーの安定供給、地球温暖化対策などの面で優れた特性をもっています。
日本の原子力発電の運転状況
1966年に日本原子力発電の東海発電所が日本で初の営業運転を開始し、 1970年から1971年にかけて日本原子力発電の敦賀発電所1号機(BWR、 35.7万kW)、関西電力の美浜発電所1号機(PWR、34万kW)、および東京電力の福島第一原子力発電所1号機(BWR、46万kW)が、相次いで営業運転に入りました。以来、2009年12月末現在、商業用の原子力発電所は54機、合計出力4884.7万kW(キロワット)が運転しています。
今では私たちが使う電気の約30%を発電する基幹電源として重要な位置を占めるに至っています。
1970年代の2度の石油ショックを経験した日本は、石油への依存を減らし、電源の多様化を進めた結果、石油に代わるエネルギーとして、原子力や天然ガスの割合が増えました。1970年度は石油による発電が約6割を占めていましたが、現在では約1割に減少しています。
世界の主要国との比較
原子力発電設備は、アメリカ、フランスに次いで世界第3位です。主要国の総発電電力量に占める原子力発電の割合をみると、日本は、フランス、韓国に次いで高い割合になっています。
これは、それぞれの国のエネルギー事情に応じて、発電方式を組み合わせているためです。
アメリカや中国は国内に大規模な炭田があることから、電源に石炭を使う割合が高くなっています。また、ロシアは天然ガスの産出量が多いので、その割合が高くなっています。
一方、フランスは日本と同様に石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料資源を持たないため、積極的に原子力発電を進めています。
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