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39bc78f5 :Anonymous
2013-08-18 05:30
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ついさっきアニメ版冬のソナタを見たんですよ。冬のソナタ。
それでね、何かこう既視感があるなぁーと思ったら、「あ、あの花とかいう番宣の時点で気持ち悪さを醸し出していたアニメだ」って気づいたんですよ。
あの花というのは現実世界でまともな人間関係を築けなかったオタクさんたちのための慰めアニメで、学生時代に出来なかったことをアニメで補完しようという魂胆で作られたアニメです。(←見ていないけどたぶんこうだろ)
それでね、冬のソナタとあの花の共通する気持ち悪さとは、まるで製作者と視聴者の近親相姦を見ているようで気持ち悪いのですよ。
視聴者「次は血の繋がっていない妹と幼馴染の三角関係で頼むわwww」
製作者「うはwwwおkwww」
製作者「どや、この娘最高にブヒれるやろwww」
視聴者「フヒヒwwwさすが製作者殿、拙者達のツボをわきまえておるでござるなwww」
こんな感じ。
製作者と視聴者は同じ穴のムジナで、お互い同じ価値基準で声優の配役もキャラに何を言わせるかも全部お互いの脳内で既成化されている。
それが第三者からみると作品内でのキャラクターたちの言動がまるで整合性がとれていないように見えてキャラクター達に血が通っていない用に感じる。
でも同じ価値基準である視聴者と製作者には整合性がとれている。生身のキャラクターとして可視化できブヒれる。
そんな下品な結託具合を第三者は作品中のキャラクターの行動の端々から感じ取ってしまい気持ち悪いという感情に至ってしまうのですよ。
そして冬ソナも同じ。あそこにあるのは中年オバサンの願望。純粋なアニメの表現ではなく消費物として貶められたモノ。
それで今のオタク用に特化したアニメの現状を見て、もしかしてアニメはドラマ化しているのではと危惧した。動きや絵でニュアンスを伝えるのではなく、設定や言葉で理解する。そこにはアニメでやる必然性はない。アニメという表現を貶める行為でしかない。
とまあ見ていないあの花を散々貶してしまったのだけど、今月劇場公開らしい。お前らもよければ見てやって下さい。
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