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    f5308a64 :Anonymous
    2010-04-06 12:57
  
 
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    >>ebfbbd1d
    心理相談の中で、カウンセラーは顧客を巧妙に被害者化していくというか、
    カウンセラー自身が以下のような思いを当然の前提として持っており、
    
    >「自分は問題を抱えている」、「治療すべき症状を持っている」という思いのまま
    カウンセラーに向かい合うわけだからね。
    
    その枠組みの中でやっていくということが、「問題を起こした患者、クライアント」に対して圧倒的優位な立場から、
    「治してあげる」とでも「援助する」とでも、「本人の治る力を引き出す」とでもなんとでも言い、
    後から都合のいい解釈とつじつまあわせをして、本人の気持ちを少しだけ撫でて(同情を与える)、
    延々と治療構造という罠に陥れて、終りなきカウンセリングで営んでいく、こういう構図のような気がしてきました。
    
    >カウンセリングルームに入る時の、あの何とも言えない緊張というか、後ろめたさと言ったら・・・。
    当初は、様々な悩み、問題、症状を抱えて心理相談室を訪れていたAさんが、
    仕舞いにはカウンセリングルームに入ることに安堵感を覚えてしまうようになったらどうでしょう?
    カウンセリングは少しだけ楽になって、問題が解決しない、症状が治らない方が儲かってしまいます。
    自覚しているにせよ、無自覚にせよ、こういう事が多いように感じます。
    
    個人的には、来談者中心療法(ロジャーズ派)、ユング系(夢を扱うもの)など、
    街中でよく見かけるものは、壮大な詐欺と変わらないような気さえしてます。
    明確な技法と、素人でもはっきり実感できる成果が出ない療法は、
    仕事をしているのか、していないのか、ほとんど区別がつきません。
    
    また、傾聴したり、夢を扱ってもデータとしては自然治癒と変わりがない、という話も昔から耳にします。
    この世界はホントにわけがわかりません。
    
    しかしながら今回、ブックワンが「同情」をエングラムとして厳しくはねつけているのを見て、初めて覚るところがありました。
    催眠や認知療法は明らかな技法と作業を伴っているので、普通の人からしても実感できるものがあると思います。
    それで効果が出なければ、「効果が無い」と判断できますしね。
    
   
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