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c74006b1 :Anonymous 2024-04-28 18:33
>>13523bb4

「ある言語のネイティブとしての記憶を保持していれば、別の言語の完全なネイティブになるのは難しい。 習得済みの技能が別の技能の習得を妨げることは多い。」

この主張には疑問があります。私のかつての知人は日本語・英語・ドイツ語の三ヶ国語を操るトリリンガルでしたが、「幼少期の言語取得が非常にゆっくりであった」と語っていました。これは、転生後に前回の肉体における(今回とは)別の言語の技能を保持した場合と状況は同じです。しかし、彼は三つの言語を同じレベルで習得していました。英語と日本語という対極的な言語でさえものにできるのですから、幼少期の言語習得能力には支障はないでしょう。大人になるにつれて、特定の音声から言語概念及び言語感覚(語感)を読み取るテレパシー能力が失われてしまうことだけが、言語習得の唯一の障害と言えると思います。ボノボ(ピグミーチンパンジー)でさえ、補助器具を用いれば、人間が用いる特定の言語を理解することができます(チンパンジーにはチンパンジーの言語が存在する)し、他の習得済みの言語が新たな言語習得の障害(干渉要因)となることはないでしょう。むしろ、メタ言語の感覚を養うことができれば(英語と日本語のような系統の離れた言語どうしは特に有効)、新たな言語習得は習得言語が増えるほど容易になっていくものと思われます。
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