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    ae3200ed :Anonymous
    2010-01-05 21:35
  
 
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    約2500年前、中国において明文化された「五行説」によるflowについて考えてみた。
    
    ありとしあらゆる現象の根本要素を「木・火・土・金・水」という5つの象徴で現し、
    森羅万象一切の関係性を、相生(相手を生み出すflow)/相剋(相手を剋するflow)
    という二つの関係で説明できるとする。
    
    煩雑になるので詳しいことは割愛するが、五行説におけるflowは非常に興味深い。
    一対一の双方向的、シンメトリーな対応関係は存在せず、それぞれがそれぞれに対し、
    一方的に特定(創造か破壊)の影響を与えるのみ、という関係性なのである。
    そしてその5要素の係わり合いによって全体としての現象が維持(変化)されるとし、
    すべてが切り離されることなく循環し続ける、めぐり合わせの思想なのである。
    
    菜園的(西洋科学的)flowを思い浮かべていただきたい。
    そして直感的に両者の違いを感じてみてほしい。
    flow1:自分自身に起こったこと。
    flow2:別の人に何かをすること。
    flow3:他の人たちが他の人たちに物事をおこなうこと。
    flow0:自分自身が自分自身に何かを行うこと。
    
    この相違点の認識の先に、菜園プロセス(と公理)を補完するものがあるように思う。
    
    
    
    
   
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