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a5a934bc :Anonymous
2022-10-22 04:30
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〈スーパーパワー 知覚のランダウン〉
スーパーパワーの知覚回復ランダウンの由来は、米国海軍の能力開発トレーニングにある。そのトレーニングで用いられたものは、タキストスコープというマシーンである。このマシーンは、高速の写真をフラッシュさせるものだ。これは、反応速度や識別能力を向上またはテストするために導入された。本来の目的は、敵機を素早く精確に認識することであるが、速読能力の向上にも効果が認められた。1978年のLRH版のスーパーパワーの知覚回復ランダウンにおいても、2013年のRTC版のスーパーパワーの知覚回復ランダウンにおいても、一連のドリルの中に、スクリーンに画像をフラッシュさせて、その画像を前後に移動させるというトレーニングが存在する。このトレーニング(ドリル)は、サブリミナルメッセージを識別できるようにするトレーニングだと言う。
スーパーパワーの知覚回復ランダウンで扱う知覚は肉体に属する知覚で、NLP(神経言語プログラミング)ではサブ・モダリティと呼ばれているものの範疇だ。セータの知覚全体及び完全なノーイングネスの回復ではないが、血液中の塩分濃度や電磁波等の超心理学のESPに分類される知覚等も含まれている。もっとも、LRHはセータの知覚(ノーイングネス)はESPではない。ESPは動物的な直感に過ぎず、粗雑な知覚であると述べている。天台大師・智顗[ちぎ]は、『摩訶止観[まかしかん]』の瞑想法の解説の中で、体内の微成虫を知覚できると説いているが、知覚能力は訓練次第で向上(回復)させることは可能なのである。
視覚トレーニングの他には、例えば、化学物質を用いて、2,000種類のフレーバー(味覚)や、1,500種類の香りを識別するといったドリルが行われる。ドラッグではない化学物質を用いて肉体の知覚を向上させる試みは、既にブリッジ入口のピュアリフィケーションランダウンにおけるナイアシンの活用でも採用済のアプローチ(方法論)である。また、RTC(教会)版では、NASAと共同開発のMAT(Multi Axis Trainer)に類似した電動回転椅子のマシーンも存在する。トーンスケールの知覚という項目もあるが、トーンスケールはLRHの恣意的な目安の数値に過ぎないのに、どうやって数値を知覚するのだろうか?物体はマイナスのトーンなんだとか…。
freezone界隈で出回っている偽バージョンのスーパーパワーのペラペラ文書ではなく、欠損のないオリジナルの1978年版の分厚いスーパーパワーランダウン(12のランダウンで構成)のマテリアルの中身を一通り読んだが、知覚のランダウンの項目は、知覚の基本原則の記述のみで知覚回復ドリルの詳細は述べられていなかった(C/S用、あるいは知覚回復ドリルを扱う技術者用のマテリアルが別にあるのかもしれない)。しかし、1978年版のオリジナルのスーパーパワー(旧OTⅦ修了)を受けた人間の証言によれば、知覚回復ドリル(視覚トレーニングその他)は当時から存在したと言う。ちなみに、ロンズオーグのCBRブリッジのスーパーパワーは全く別物である。LRH版のオリジナルのスーパーパワーは、パワー/パワープラスと連続しているが、CBRブリッジのスーパーパワーはそうではない。数年前までは、教会フラッグのスーパーパワーフロアの知覚回復エリアの大量の設計図が出回っていたが、今ではアーカイブも含めて削除されてしまった。余談だが、サイエントロジー系の研究サイトが(アンチも含めて)一番豊富だった時期は、2018年前後である。それ以降、どんどんアーカイブすら消えている。データを保存しておくべきだった。
RTC(教会)版のスーパーパワーの知覚回復ランダウンにおけるリスク要因は、光の照射は設定しだいでインプラントステーションの再刺激となり得るということである。強い光の照射と神々しい音声を組み合わせれば、インプラントステーションのオペレーターである「光の存在」(古代秘教のマグナ・マーテル)が再刺激されることは請け合いである。記憶消去の電気ショックと偽りの人生目的のインプラント、そして後催眠暗示としての忘却の命令まで、もう間近である。また、サブリミナルを知覚(識別)するための知覚訓練と言っても、RTCとNASAが絡んでいる以上、PC(プリOT)が知覚できないサブリミナルをインプラントとして組み込んでいる可能性は否定できない。というより、洗脳解除のための技術を逆洗脳に利用しているのではないかという強い懸念がある。
教会では誰も突っ込みを入れないが、なぜかRTC版のスーパーパワーでは、ランダウンの数が12のランダウンから10のランダウンへと減らされ、2つのランダウンが削除されている。教会版のブリッジのオプションメニュー欄でも、スーパーパワーランダウンがリリースされたGATPhaseⅡの発表直前の版までは、はっきりとリリース予定のスーパーパワーは12のランダウンから構成されると書かれていた。ちなみに、最初のGAT(技術の黄金時代)で導入されたドリルシリーズパックの広範なマテリアルは、GATPhaseⅡによりその大半が破却された。最初のGATのドリルパックは、もともとLRH時代のコースパックのマテリアルの一部だったドリルが80年代に削除された後に、96年のGATでその大部分を再利用して編集し、オーグ専用の持ち出し禁止のマテリアルとして導入されたものだったが、2013年のGATPhaseⅡでは、それもほとんどキャンセルされてしまい、たった数冊のドリルパックのマテリアルに圧縮されてしまった。RTC(ミスキャベッジ)は何がやりたいのか、さっぱりわからない。
現在の教会版(GATPhaseⅡ以降)のブリッジの生存のランダウン修了者であれば、(セキュリティーチェックの適性検査をパスした上で)お金を支払えば誰でも受けられる。金額は600万円前後だと聞いている(今は円安なのでもっと高く付くだろう)。ところで、教会のGATPhaseⅡでリリースされた生存のランダウン(80年代初期のブリッジ上のオブジェクティブプロセスの名称の復活)はオブジェクティブプロセスの改訂版で、ACCで扱われたプロセスも含め、ほぼ全ての年代のオブジェクティブプロセスが(難易度の等級別で)用意されている。どのプロセスを扱うかは、PCの希望(特に向上させたい能力)に基づくC/Sの判断なのだが、オーバーランにより、少なくともこれまでに2名の死亡例があるという。
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