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a4740b01 :Old Timer [sage] i1b5ibip3kS 2015-02-21 10:12
富や権力が一人または小数に集中すると、それらの人物が組織の急所になり、崩壊の危険性は増す。例としては、
フランス絶対王政、ドイツのナチス、日本の大政翼賛会、現在の北朝鮮などが挙げられる。菜園教会もそうだろう。独裁的な
組織は構成員の知能を十分に生かせないので、長い目で見れば、より民主的な組織が存在すれば、独裁的な組織のほうが先に
倒れる。独裁は組織が危機状態にあることを意味する。

危機状態に至る前には、組織の中で、知識や機会の格差がある。知識や機会の格差が広がっていれば、組織は緊急状態にある。
これはここ20ヵ年くらいの日本だ。そろそろ脱却できるだろうか?

最上層の指導者がだらしなく見えたり、愚かに見えたりしていて、逆に中間層に優れた人物が目立つ場合、組織は平常状態にあり、
おおむね繁栄する。ケネディ大統領は敬愛されたが、アメリカはベトナム戦争で苦戦したし、経済も大してよくならなかった。
ウォーターゲート事件で叩かれることにはなったが、ニクソン大統領はベトナム戦争から撤退することを決め、さらに、1970年代の
アメリカの繁栄を準備した。クリントン大統領はインターンとの不適切な関係で叩かれたが、任期中のアメリカ経済は良好だった。
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