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81d4f875 :Old Timer i1b5ibip3kS 2018-07-13 14:41
>>b0a60f7e

太古の恐竜は現在の鯨のように大きかったけれど、地上を歩いていた。

アリはその体長の10倍の高さから落下しても怪我一つしないけれど、人間が17メートルの高さから落下すれば大怪我してしまう。大きくなるということは、重力と衝撃に弱くなるということでもある。恐竜の体長が人間のそれの10倍ともなると、耐えられる衝撃の総量は100倍、体重は1000倍になる。カルシウム性の骨では耐えられないのではなかろうか? 恐竜が地上を闊歩するためには、重力が小さくなければならない。

恐竜が無事に暮らせるほど重力が小さい惑星の上ならば、木々もとても大きくなれる。

重力が強まっていったことは、塵や小惑星の落下が続いたことで説明がつくかもしれない。

しかし、大きな問題が一つ残る。巨大な生物には十分に濃い大気が必要だが、重力が小さい惑星は、大気を失う。だから、重力が小さく、恐竜が闊歩し、巨木が生い茂る惑星環境には、大気を閉じ込める天蓋が必要だ。

地球は人工惑星ということになってしまう。しかし、この大胆な仮説を採用すると、地球の環境が生物にとってあまりにも都合が良いことをうまく説明できるのは確かだ。
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