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    6b6a1e3a :Anonymous
    2023-06-10 11:34
  
 
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    「FZ Meter mk rh4」の話です。
    
    ラルフさんのページの本文からは読み取れなかったのですが
    このメーターはホイートストンブリッジが平衡したときに
    針の読みが31[μA]程度になるように設計されているようです。
    この値がset位置の中点になります。
    (教会のメーターに比べると若干左寄りになります)
    
    全TAにわたって平衡したときに同じ読みになるようにするには
    TR3を次のように校正します。
    
    ①ラルフさんのページに従ってTR1とTR2を調整してTAが正確に計測できるように校正する。
    
    ②TAが6.5の時の針の位置を確認
    ・PC端子に何も接続しない
    ・感度を最低に設定する。
    ・TA用potを最大に設定する。
      (D/Aコンバータに置き換えている場合は最大値に設定)
    ・この状態のメータの読みを[S]とする。
    
    ②TAが最低の時の針の位置を校正
    ・PC端子をショートする。
    ・感度を最低に設定する。
    ・TA用potを最小に設定する。
      (D/Aコンバータに置き換えている場合は0に設定)
    ・この状態でメータの読みが[S]になるようにTR3を調整する。
    
    
    TR3を校正すると測定したTA値からset位置にするための
    D/Aコンバータの値を計算できます。
    
    ①PC端子をショートしたときのTA値を調べる
      このTA値を[A]とします。
      私が作った回路だと1.12でした。
    
    ②DACの設定値の計算
      測定されたTAの値を[T]とします。
      MCP4726の場合 D/Aコンバータの最大値は4095で計算式は以下になります。
      
      4095 × ( [T] - [A] ) ÷ ( 6.5 - [A] )
   
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