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    64a9f081 :Anonymous
    2010-04-06 11:43
  
 
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    >>d2dfc5f0
    
    >退行催眠やその延長線上にある前世療法からのコグについてだが、療法中に再生
    された出来事について、その後の日常生活でコグが得られるということはあるだ
    ろう。俺はこの可能性を常に意識してきた。
    
    これは経験的にもうなずけました。
    それは『熟考』し尽くした後に不意に現れてくる『ひらめき』や『洞察』にも見られる
    精神の自然な機能(統合機能)のひとつなのでしょう。
    
    一方、認知療法によって物事の認識の枠組みを変換させる手法は、どちらかと言えば
    クライエントが当の問題やトラウマをある程度受け入れることが可能になるような
    準拠枠へと、ひっぱって行くような印象を抱きます。
    そこで得られる洞察は、各学派が提唱している理論的な方向へ向けて、
    クライエンとの理解の要素(思考)が組み替えられていると思います。
    
    もしそうなら、ケースレベルの上昇が各学派によって限定を受ける結果になるでしょう。
    ですから認知療法で得られた特定の認識の枠組みを逸脱するような事態に対しては、
    『一瞥による消去』の能力も活用できないと思います。
    推測でしかないのですが、一瞥による消去と看做される問題の消去法は、
    ある種の認識の枠組みによるものと、真正なもの(あるがままの認知やコンフロント)の2種類があるように思えました。
    
   
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