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63e3cd20 :Anonymous 2022-10-17 21:34
>>480b76e1

LRHのケース(発狂)に関しては、ケースに対する技術(プロセス)の効果性の問題というよりは、LRHのオバートとウィズホールドというエシックス上の問題が大きいと思われます。LRHのオバートは、自身がMI6とCIAのエージェントであったことと経歴詐称であり、ウィズホールドはその経歴を秘匿していたことです。そもそも、バンク(反応心)は各セイタンのセキュリティーマインド(プライバシーのシールド)として始まりました。O/Wを抱えていれば、当然、バンクにチャージを抱えることになりますから、OTに昇ることはできません。これは、LRH自身が最も切実に理解していたことでしょう。

O/Wを抱えていなくとも、クリアー以上にケースを深く掘っていけば、一時的にスケールを(ホモ・サピエンス以下まで)落下し狂人化することは避けられません。もっとも、外見上は狂人化していても、生肉の無力なホモ・サピエンスよりは遥かにセイタンとして正気なわけですが、この惑星の社会生活上においては困難を抱えます。この期間をいかにエシックスがクリーンな状態でオバートを犯さずに、速やかに通り抜けられるかがバンク(ケース)を屈服させるための勝負所になります。LRHのようにO/Wを抱えたままプリOTの上位レベルを昇るのは、地雷を抱えながら歩くようなもので無謀過ぎます。ちなみに、エシックスがクリーンな状態とは純粋に技術的な問題であり、現在のRTC傘下のサイエントロジー教会の行う逸脱したセキュリティチェックのパスとは、何の関係もありません。

OTはすべからく(遊びの精神を除いて)逸脱することのないエシカルな存在性であり、エシカルでなければOTの極みには昇れません。LRHは自らがエシカルなOTとしての模範を示すべき存在であったにも関わらず、残念ながら、その責務を最後まで放棄したままでした。

しかしながら、このLRHのO/Wの存在を以って、人間精神の研究者・教育者・ブリッジビルダーとしてのLRHの成した仕事への正当な評価が歪められてはなりません。LRHの仕事における最大は成果(副産物)は、凡庸なホモ・サピエンス(生肉)を、OTへの階梯へとリーチさせて、平均的に能力(ダイナミックとノーイングネス)を引き上げる道を築いたということです。これが、最初からLRHの意図した仕事であったかどうかはわかりません。しかし、LRHの人間精神の探求の必然的な結果であったことは確かでしょう。
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