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    56267432 :Anonymous
    2023-02-04 03:42
  
 
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    >>062c6e6b
    
    「マルクスは «共産党宣言» で民主主義を、 «資本論» で交換価値と自由市場を、 «ゴータ要綱批判» で成果主義と社会福祉を唱えている。 しかし、マルクスについて幅度の知識はアメリカの平均的な労働階級の人のそれと大差ない。」
    
    私は、オーストリアンの立場から、マルクスの『共産党宣言』と『ゴータ綱領批判』と『資本論』を読みましたが、オールド・タイマーさんの解釈こそ、不破哲三以上の曲解です。
    
    マルクスは『共産党宣言』で「ゲバルト(暴力)」を梃子とした革命を展望しました。また、『ゴータ綱領批判』では、社会主義の青写真として、市場を介在しない「労働証書」による分配を論じました。この労働価値説(アービトラリー)に基づく分配計算は『資本論』とも絡んで、一冊の本人なるほどの“杜撰”つまり実装不可能なものです。そもそも、マルクスの史的唯物論の土台となった歴史分析が余りに幼稚で、あらゆる面に渡って修復不可能な論理的不整合があります。このことに、百万言を費やしても良いですが、またオールド・タイマーさんとの不毛なイデオロギーの論争になるだけでしょう。
   
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