-
3038284a :Anonymous
2023-02-05 21:27
-
>>f93b359e
「マルクスは封建制度の崩壊→ブルジョワ革命→社会主義の実現と資本主義による世界統合→共産主義の実現を社会体制の必然的遷移だと考えたのだ。」
⇨待ちなさい。社会主義とは、マルクス主義の定義上、共産主義の発展途上の(入口の)段階である。「資本主義による世界統合→共産主義の実現」とは、100年前のレーニンの帝国主義論とインターナショナルの革命論だろう。その“考え”こそが唯物論神学に過ぎないのだ。
「フランス革命とアメリカ独立の違いの詳細をどれほど並び立てても、その両方がブルジョワ革命であることに変わりはない。」
⇨私はブルジョア革命という概念が正しいと思うゆえに、ブルジョア革命説は正しいと言っているにすぎない。それは、マルクス教である。オールド・タイマー氏は、統治形態の違いを無視して同じだと強弁するが、中身の反論は全くない。お話にならない。
「アメリカの法体系に、ギリシャの怒りや気概に由来するドイツやフランスの社会慣習と法の影響が大きいことは、アメリカの政治学者フランシス・フクヤマに指摘されて久しい。 」
⇨フランシス・フクヤマ(笑)が論拠か。オールド・タイマー氏の頭は、アービトラリーのガベージコレクションか。
「"法の支配" と "法治主義" は法の表面的形式の違いの話であり、法が何を規定するのかということとは別である。 」
⇨何を言っているんだね?法の支配と法治主義の違いは、法と人体法の違い、言い換えるなら、TaoとReasonの違いだ。法の権威そのものの源泉の違いである。
「プロレタリア革命はすでに実現している。 」
⇨いったい何を言っているんだい(笑)?『共産党宣言』から読み直してくれ給え。
「"プロレタリア執権" は三権分立を含んでいる。 これは、 "ブルジョア執権" が三権分立を実現していてもなお "ブルジョア執権" と呼ばれたのと同じだ。これを知らない人はマルクス思想に対して門外漢であろう。」
⇨こんなことをしたり顔で書けるのは、本当に無知な人間のみである。いいか、執権(ディクタツーラ)とは、三権それぞれの権力ではなく三権を含む全ての権力だ。その全権力をプロレタリアート(実際プロレタリアートの代表を自称する共産党[共産主義者同盟])が掌握することを、「プロレタリアート執権」と呼ぶのだ。フランス革命においては、共産党の絶対権力のポジションに「憲法制定権力」が置かれた。故に、社会主義体制では、必然的に三権の上位に共産党の絶対権力が君臨する統治形態にならざるを得ないのだし、実際にそうなった。その結果は、法の支配の破壊による国家権力の暴走である。
「"過去から未来に渡る民族共同体の慣習たる法(≒國體)こそが憲法であり" ... これはイギリスの慣習法の考え方でもある。よって、イギリスは "憲法" と称される法律を持たない。」
⇨だから書いただろう。英国では、コモン・ローを含むノモスの裁定権は司法が担うのだと。大陸諸国では、警察権と立法権を持つ為政者がノモスを裁定した故に、ボナパルティズムやファシズムやナチズムといった法の支配の破壊を招いたのだと。
「イギリスとフランスの間の法の表面的形式の違いは、ロックとルソーの間の思想の違いに起因するものではない。」
⇨誰が、英国の法思想の代表がロックだなどと述べたかね?
Powered by shinGETsu.