A君が突然「怖い話しようよ」と言いました

c2e863da :Anonymous 2014-05-09 18:25 c2e863dax.jpg
公開GW落ちてた?ここ最近入ろうとしたけどみれなかったよ
長いよう

ミニダム

小学生の頃、夏休みは田舎の婆ちゃん家で過ごした
森と畑と学校しかない糞田舎、年の近い従兄弟が5人いて、夏休みは皆糞田舎の婆ちゃん家で世話になった
楽しい思い出は多いが、ほのーり怖い思い出もある

薄暗い早朝
同じ年の従兄弟(以下メタ)に起こされた
メタは面白い場所を見つけたからついて来いと、で着いた先が森
生い茂る草をかき分け獣道ですらない道を進む事10~20分ほどで、湖に着いた
正確には川が流れていて、川をせき止める形で小さいダム(以下ミニダム)が建っていて、ミニダムの前は大きな湖になっている

他の従兄弟を呼びに帰宅、飯やら勉強やら婆ちゃんの手伝いで再びミニダムに着いたのは昼過ぎだった
湖は俺達以外誰も居なかった、貸切の湖を泳いだりミニダムから飛び込みをして遊んだ

遊び疲れた俺は、湖からあがってミニダムの上でくつろいでいた
遊び疲れた従兄弟も次々と上がって来たが、メタともう1人がまだ湖から来てない
何をしてるのかミニダムの上から湖を覗くと、ミニダム方向に向かって誰かと話しているようだ
上から声をかけ、数分後にメタ達がミニダムの上に来たが、表情がけわしく「もう帰ろう」と言い黙々と帰り支度を始めた
まだ遊ぶつもりだったが、しぶしぶメタについて行き帰る事にした
帰り道のメタは異様に早い、メタを見失わないように全員の足は早くなる、森を抜ける頃には走ってた
街灯のある所まで走った、街灯の灯りの下でようやく「あいつ異常だろ」「気味が悪い」などと、最後まで下にいたメタ達2人は会話している

メタの話では、男の子に会ったそうだ
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