雑談

3940b198 :Anonymous 2017-02-07 20:42
>「人権」に「(政治参加の)機会の平等」や「等しく誰にでも国政の役務に就く事ができる権利」(公民権)が含まれているなら、独裁制自体が自己否定になっちゃうからでしょ。

独裁は権限が集約している状態でしかないから、独裁だからと言って必ずしも北朝鮮みたいにする必要もないのでは?
国会議員の選別を選挙で決めたっていいし、三権分立をそのままにしつつ、その上に人権団体を置けばいい
原則民主制としつつ原則民主制下の人権侵害に対処する、三権と憲法を含めた法の上位に人権団体があるから人権救済に一切の制約はない (人権的に必要と判断されれば二重処罰も事後法の適応すらも可能)
統治機構を、ほぼそのままにできるという利点もある

それに公民権って絶対に制約できないもんなの?
確かムネオハウスの一件で公民権が停止だか剥奪だかされたと思うけど、これって人権団体からすると人権侵害になるの?
私の知る限り公民権の一時停止や剥奪自体を人権侵害と糾弾している人権団体は知らないし、正当な理由さえあれば問題なしとしているのではないかな?
仮に制約自体を人権侵害とすると、人権的に間違った民意に基づいて間違った決断をされそうになった際に人権が無力になる問題がある
だから公民権の制限自体は人権的に問題は無く人権に基づいて公民権を与奪すればいいだけでしかないのではないかなと

最近だとトランプ旋風で話題になってるアメリカがこの方式を採用していたら、トランプが大統領になる事だって無かったはず
人権団体が当選無効とすれば終わる話だし、そもそも国民は絶対正義に基づいた絶対に正しい教育を受ける上、人権的に問題のある危険思想を持っていたら公民権も停止されるから、人権意識の乏しいアメリカ人は選挙自体できない
もちろん立候補も不可

こう書くとまるでディストピアっぽいけど、あくまでも様々な制約を受けるのは絶対正義人権に反する絶対悪のみというのは念頭に置いてね

そういえば人権団体が最高権力者になると腐敗するからという理由も考えたけど、ただの市民団体としての人権団体も違いなんてないんだよなー
ただの市民団体といっても絶対正義に基づいた要請になる、だから体制側に拒否権なんてないから実質的な独裁だし
あくまでも人権の世界観での話だけど、絶対性って独裁や寡頭の様な権力の集約にしか通じてないのではないかと思えてきた

>人権を行使して嫌がらせや犯罪まがいのことをすることも可能なので、それはちょっとイイスギかなぁ。

人権は絶対正義で人権団体は人権の代弁者であるなら、そういう事は起きないんじゃないかな?
人権侵害加害者への断罪や更生がそういう風に見えているなら、人権を侵害する側にいるという事でしかないし

仮に嫌がらせや犯罪まがいが正しかったとするなら、人権の絶対性、又は人権団体は人権の代弁者である事が否定される
「人権団体だけど、人権団体の見解は人権に基づいていません」って矛盾では?

ふと疑問に思った事を書いただけなのだけど、通常の政治的な取引だと妥協という選択肢もある、だけど絶対正義である以上、妥協は絶対性の否定になるからあり得ない、という全人類に対して無条件かつ無制限の譲歩のみを強要する絶対性って凄く面倒な概念だな
というか誰が人権を定義付けるんだろ?
人類社会に存在させていいか悪いかという強大な力を人権団体だけに付与する事は果たして適切なのだろうか?
こういった重大な意思決定は人権団体や人権団体が見下している人達も含めて、可能な限り全ての人類ですり合わせていって決めるべきなんじゃないかと思うね
もちろん妥協に次ぐ妥協の産物になるうえに破綻するだろうし、上手くまとめられても多数決の要素が基本になるだろうから絶対性なんてないけど、ここら辺が限界じゃないかな
そう思うと「人権」だの「絶対性」だのというのは、ただの逃げとしか思えなくなってきた
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