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e0753fa7 :Old Timer i1b5ibip3kS 2017-02-16 09:56
経済を眺めてみると、大部分の人は雇用者と従業員だ。

雇用ゲームのいずれかの側に俺が飛び込んだとして、世界は変わる
だろうか?

仮に、俺が会社でも立ち上げ、大きな成功を収めたとしたら、もち
ろん、俺の会社の従業員の生活は豊かになる。しかし、それは、俺
が競合会社の成長を阻んだり、破綻に追い込んだりしたことで得ら
れた成果となるであろう。

競争は経済や生存の本質であるので、そのすべてを避けることはで
きない。しかし、ここでの問題の本質は、俺の会社に負けて敗退し
た別の会社の従業員が、経済における競争の圧倒的勝者であったと
は限らないことだ。俺の勝利が圧倒的であるほど、経済格差の拡大
を促し、結局は経済の破綻と戦争の原因を作り出すことにもなる。

大まかに言って、実質で、世界の経済の長期的な成長率は年1%、世
界の資本の長期的な成長率は年5%で、人類社会は主に戦争によって
経済と資本の成長率の差を是正する。誰にでも年率5%を超える投資
が可能になれば、経済格差は少しずつ解消し、やがて、世界の戦争
の大部分もなくなる。

大きな行動力は全ての人に備わる資質ではないので、行動力を求め
る自己啓発系は世界を救えない。

優れた判断力も全ての人に備わる資質ではないので、判断力を求め
る自己啓発系も世界を救えない。

投資を始めるのに必要な行動力は極々小さい。

投資は成功のためにまだまだかなりの判断力を求めるものだが、実
のところ、その判断力は投資者自身のものでなくてもいい。

日本の主要32銘柄の時価総額は170兆円前後で、優れた判断力を持
つ人々が、これらの銘柄の売買で、多額の資金を運用している。だ
から、わずかな手間をかけ、彼らの行動を観測するだけで、誰でも、
彼らの判断力を利用できる。彼らの側で成績の悪い人は排除されて
いくので、主要32銘柄の観察は常に最先端の運用手法を反映してい
く。

この発見こそが世界を変えうる、と俺は信じている。
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