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959276ea :Old Timer i1b5ibip3kS 2016-08-27 23:19
いや、ケース監督経験はないよ。俺の担当は、広い意味での技術の修正だ。だから、聴聞士も、
ケース監督も、はたまた運営職も、ほぼすべての職員が、俺の職務の対象だった。俺が担当したことにない
職員は当時の組織の上級ケース監督と特別業務担当職くらいのものだと思う。

ケース監督は各ケースのためにPP(修正プログラム)やAP(通常プログラム)を組み、聴聞士を指導し、
時にはコースルームにさえ影響力を行使する。また、実際のところ、聴聞士がケース面で問題を抱えている
場合、ケース監督が聴聞を施すことも少なくない。だから、技能を維持し、なおかつ、技術の生き字引的な
存在になる必要がある。

だが、ケース監督としての本来の仕事で大事になるのは、やはり、Q&Aを深く理解していることだと思う。Q&Aが
生じれば、聴聞の本来の効果は損なわれる。Q&Aはセッション中に生じることもあるが、たとえ各セッションが
正しく行われていても、プログラム全体にQ&Aがあれば、その程度に応じて聴聞の効果は損なわれる。
さらに、営業担当からの影響で技術部門全体が著しいQ&A状態に陥ることもあり、ケース監督はそれを防ぐ
最終的な責任があるように思う。

Q&Aについての理解は、橋の構築にも重要だ。聴聞中に得たコグを橋の改良に反映させようとすれば、それは
まず間違いなくQ&Aになるだろう。
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