Freezone

560ab521 :Anonymous 2023-01-12 05:26
>>49771b89

『トマス・A・エジソン資料集』というプロジェクトが存在する。この中には、エジソンの3,500冊の研究ノートを含め、手紙、新聞記事の切り抜き、特許関連の書類、裁判の判例、カタログ集、設計図その他の資料が収められている。ここには、実に350万ページに及ぶエジソン文書が(完成すれば)収録されている。現在に至るまで、年代順に解析と編集が進め(続け)られているのである。

LRHの晩年の長髪の写真を見ると、直筆ではなくタイプライターで原稿を執筆していることが確認できる。おそらく、当時書いていたものは、管理運営上の“アドバイス”か哲学的“エッセイ”であろう。その他にもLRHは、テレタイプライター(テレックス)や音声の吹き込みによって原稿を執筆した。HCOBとHCOPL以外は、手書き原稿の割合はかなり少ないはずである。また、例えば、初期のPABはLRHが執筆者どころか編集者ですらなく、当時の研究調査部門によって編集し発行されたものであった。

LRHは、トマス・エジソンと同様、ショートスリーパーであった。彼らと一緒にするのは酷かもしれないが、ヨシフ・スターリンもそうである。彼らは、強靭なダイナミックとバイタリティを持ち、膨大な文書を巧みに捌き、数時間の睡眠を除いて長時間働いた。象牙の塔に籠もり、大きなデスクから指示を与えるという仕事のスタイルも同じである。ワンマン気質の性格で、ライバルを執拗に攻撃し、几帳面でもあったエジソンと似た性格のLRHが、アーカイブ記録を保存していないことは、まず考えられない。

各宗教には秘蔵アーカイブ用の図書館が付き物である。チベット(チベット仏教)秘蔵図書館しかり、バチカン(ローマ・カトリック)の秘蔵図書館しかり、エルサレム(ユダヤ教)の秘蔵図書館しかりである。近代のモルモン教さえそうである。これらと同様のアーカイブ用の保管記録が、サイエントロジーにだけ存在しないというのは、不合理な仮定だろう。
Powered by shinGETsu.